ガンプネットワークス株式会社

デジタル社会に信頼を築く

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2021/10/22
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2021/10/22
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メッセージ

日本からGAFAは生まれない?

私が社会に出てから30年ほどが経ちましたが、この間、以前は想像もつかないようなデジタル社会が到来し、本当に便利な世の中になったものだと思います。しかし、ふと気がつくと、デジタル社会を支えるITサービスの大半が、GAFAを始めとする海外企業によって開発されたものである事に驚かされます。かつての日本企業は、スーパーカブ、ウォークマン等革新的な製品を数多く生み出し、世界を席巻していました。なぜ、いまの日本のIT企業に同様のことができないのでしょうか?この30年間、世界が大きな経済発展を遂げる中、日本経済はほとんど成長していません。どうして、このような状況に至ったのでしょうか?

なぜ、このような状況に至ったのか?

このような日本の現状について、様々な意見があると思いますが、私は、「社会のITに対する信頼性」に問題を解く鍵があると考えています。世界では、パソコン、モバイル、クラウド、AI等の情報技術によって社会が変革され、その社会から次のイノベーションが生じるという好循環が生まれています。このような状況は、近年、デジタルトランスフォーメーションと言われていますが、ITという形のない概念に対して社会の強固な信頼感があってこそ、そのような状況が成り立つのだと思います。一方、日本では、そこまでITやデジタルが信頼されておらず、ITが持つ創造的な価値が諸外国ほど理解されていないように思います。日本でも表面的にはデジタル化が進行していますが、社会がITによって変革に至る手前の段階で堂々巡りをしている印象を受けます。

この日本の状況は、日本特有の事情、例えば、紙文化、完全主義、セクショナリズム、メンバーシップ型雇用、デジタル社会に未対応の法制度等、様々な事が背景にあると思われます。ITをこれらの事情に最適化すると、酷く使い勝手が悪くなったり、他の国では通用しないといった事になりがちです。このような日本特有の社会システムは、ITが普及する以前、非常に上手く機能していました。しかし、ITの時代となってからは、世界で標準化されたITに根本的にフットしないことが多く、通信及び生活インフラ系とゲーム業界を除いて、ITを消化しきれていないのが実情なのだと思います。つまり、日本ではITの社会浸透がまだ十分ではないため、ITやデジタル社会といった概念は、アナログ時代に確立した社会システムに取って代わるほどの信頼を得ていないと考えられます。企業と行政の内部システムにおいて、特にこの問題が大きいと思われます。この現状を前に進めるのは容易なことではありません。

では、どうすればよいか?

経験上言えることは、ITによる革新的な取り組みは、挑戦と失敗の連続を覚悟しなければなりません。賛同を得るのが難しく、途中でそれが必要とされているのか分からなくなります。やろうとしていることに前例がなく、利益が望めないのであれば、成功するのは極めて困難になります。

したがって、ITによる変革に向けた最初のステップは、国内外の成功事例を踏襲するやり方で全く問題ないと思います。しかし、それだけに終始していては、いつまで経っても海外企業に太刀打ちできません。インターネットで世界がつながっているこの時代、そのようなビジネスは、いずれ存続が難しくなっていくでしょう。ですから、次の段階では自らイノベーションを起こしていく必要があります。成功事例から学び、成果を得たら、そこから創造性を発揮し、前例のない成功事例を作っていかなくてはなりません。そのためには、借り物ではない独自の観点で新たな取組みに挑戦し、失敗を積み重ねたとしても、諦めずに努力を継続していく必要があります。

イノベーションを追求していきます

イノベーションは、一般的に「技術革新」と解釈されますが、個別の技術に囚われてしまうと、見誤るかも知れません。T型フォード、Windows、iPhone等の偉大なイノベーションはいずれも、単独の技術によってもたらされたわけではありません。既に知られていた物事を組み合わせたり、削ぎ落としたり、生産や販売を含めた様々な創意工夫により、新たな価値が生み出された事例です。イノベーションは、技術の枠に留まらず、プロセス、組織、市場の枠組みで考え、それらが全体で上手く機能する仕組みを考える必要があります。そして、単なる効率化や省力化ではなく、新しい価値の創造をゴールにすべきだと思います。見過ごされている物事に着目し、挑戦と失敗の積み重ねから、社会に新しい価値を創造する、それがイノベーションの本質であると考えます。

デジタル社会は、まだ始まったばかりです。日本社会は、デジタル化が遅れていたがゆえに、海外諸国より発展の余地が大きいといえるのではないでしょうか。デジタル化を進めて行く上で一番大切なのは、効率性や目先の利益ではありません。ユーザーと社会の信頼、そして小手先ではない本質的なイノベーションです。少し時間と忍耐が必要になるかもしれませんが、社会の持続的な発展のため、今こそITによるイノベーションを追求していく必要があります。それを徹底的にやり抜くことで、日本から世界へ新たな価値を広げていくことができると信じています。

2021年10月
ガンプネットワークス株式会社
代表取締役 岩岡 強太

代表取締役 岩岡強太(いわおか ごうた)
プロフィール

1992年中央大学商学部卒業、山一證券に入社後、半年で社員十数名のITベンチャー企業に転身。営業兼エンジニアとして、マイクロソフト、デルコンピュータに対して社内システムの開発を請け負う仕事に従事。その後、外資系IT企業で法人向けの技術支援、NRIデータサービス(現、野村総合研究所)で事業開発に従事した後、2005年ガンプネットワークス株式会社を設立。

経営理念

(1) 誰にでも分かり易い情報技術を提供します。
(2) 信頼関係を最大の財産と捉え、相互理解を大切にしていきます。
(3) 目先の利益ではなく、イノベーションによる社会の進歩発展を追求していきます。

企業概要

商号 ガンプネットワークス株式会社 (Gump Networks Inc.)
設立 2005年6月22日
資本金 10,000,001円(資本準備金含む)
本店 〒222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜2-3-12 新横浜スクエアビル14F
データセンター管理部 〒135-0004
東京都江東区森下 4-19-15 プレスビル3F
連絡先 代表TEL : 045-285-2422
E-mail : info@gump.co.jp
業務内容 コンピューター及びインターネットに関するシステムの企画、開発、販売、保守、コンサルティング
取引銀行 三菱東京UFJ銀行中目黒駅前支店
代表取締役 岩岡 強太(いわおか ごうた)

事業内容

(1) コンピューター及びインターネットに関するシステムの開発、運用、保守
(2) コンピューター及びインターネットに関するコンサルティング、サポートサービス

沿革

  • 2005年 東京都目黒区中目黒に資本金一円で設立
  • 2006年 東京都千代田区九段北に移転
  • 2008年 資本金五百万円に増資
  • 2009年 資本金一千万円に増資
  • 2011年 東京都中央区東日本橋に移転
  • 2016年 東京都江東区森下にデータセンター設立
  • 2017年 東京都中央区日本橋馬喰町に本店移転
  • 2022年 神奈川県横浜市港北区新横浜に本店移転

連絡先

ガンプネットワークスでは、人材を幅広く募集しております。当社にご興味を持たれた方は、メールにてお問い合わせください。

本店 : 〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2-3-12 新横浜スクエアビル14F

TEL : 045-285-2422
E-Mail : info@gump.co.jp

所在地

本店 : 神奈川県横浜市港北区新横浜2-3-12 新横浜スクエアビル14F

データセンター : 東京都江東区森下4-19-15 3F